【ちから配分の振り分け】リーマンがアンリーマン的な考え方を考える

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リーマンでありながら、リーマンらしからぬ想いでいばらの道(夢への階段)を歩き続ける男がフツーの自己啓発書には載っていない実践から導き出した僕なりの考え方をお伝えいたします。

自分がグループリーダーだとして、部下が5人いたとします。

自分のパワーは10。

そのときあなたは、部下へのちから配分(ヘルプやフォローなど)をどのように分けますか?

僕はこの質問を受けたとき、5人に対して等分である2ずつ割り当てると答えました。

この答えは、これが企業の組織内であればそれで正解かもしれません。

社員は企業にとっての大切な人財です。

その人財を導き育成する役目を担うリーダーが5人の部下に対して均等に自分の力をかけるのはあたり前なのかもしれません。

もしかしたら、少しできのいい部下への配分量をそうではない部下に割り当てる可能性はあるかもしれませんが、極端にちから配分が違うことはないと思います。

しかし、僕が進めているビジネスにおいては先駆者からそうではないと教わりました。

基本的にサイドビジネス、副業という位置づけのものは、何かしら主となる仕事を持ちながら空いた時間で、自分で時間を作ってやっているものだと思います。

そして中には僕のように、これで自分の人生を大きく変えたいと思っている人もいるでしょう。

5人が5人、すべてをかけて取り組んでいるいるならば、ちから配分は同じようにする必要があるでしょう。

しかし、5人のうちのたった一人が自分の人生を変えるために必死で取り組み、残りの4人がなんとなく関わっているような場合は、ちから配分がみんな同じではおかしいと言われました。
それではビジネスにならないと言われました。

それは、一生懸命必死のパッチで頑張っているその一人に対して失礼であると。

この場合のちから配分は、絶対

9:0.25:0.25:0.25:0.25

だと言われました。

僕もそのときは言われたようにちから配分を分けたことがあります。

確かに一生懸命頑張っているその人は伸びました。

そして頑張っていない人たちは、あたり前のように益々必死さがなくなっていきました。

本来ならば、うまくいっているその一人を見て、自分も自分もと残り4人も息を吹き返す計画でした。

しかしなかなか思い通りにはいきません。

4人に対して無視をしていたわけでも手抜きをしていたわけでもありません。

ただ、力の配分を少なくしたということです。

それはつまり直接的に関わる時間が少なくなるということではあります。

そうしたときに、やはり人は落ちていくことの方が多いようです。

すべての人を拾い上げることはできないかもしれません。

しかし、一緒に始めた仲間ならば、全員と一緒によくなりたいと僕は思います。

ですから、やっぱり僕のちから配分は「2:2:2:2:2」にしたいです。

ただ、ビジネス次第ではこんなことも可能になります。

10:2:2:2:2

僕の力は10しかありません。

しかし、合計すると18になっています。

差分の8はなんなのか?

それが活用です。

人の活用です。

仲間の活用です。

「人のレバレッジ」が大きな力を発揮するビジネスも存在します。

自分一人では、力に限りがあるのです。

だから、仲間に頼ります。

もちろん、頼まれたら僕も恩返ししますよ。

利用ではなく活用ですから。

そんなことがあたり前のようにできるビジネスモデルもあるんです。

ちから配分に人のレバレッジを効かせれば、それ以上の効果が得られることがわかりました。

この効果を活用し、仲間と一緒によくなっていくイメージが今、僕にはできています。