リーマンでありながら、リーマンらしからぬ想いでいばらの道(夢への階段)を歩き続ける男がフツーの自己啓発書には載っていない実践から導き出した僕なりの考え方を書き綴ります。
やったつもりというのはすごい厄介です。
僕もサイドビジネスを始めたころよくそんな状態に陥っていました。
ビジネスという限りは売り上げや顧客満足度などの成果を求められると思います。
がんばっているんです。だけでは誰も評価してくれません。
誰かに評価される必要もないのですが、自己評価を行ううえでも何かしら指標となるものが必要です。
極端かもしれませんが与えられた仕事をこなすだけで給料がもらえるサラリーマンとは違い、サイドビジネスとなるとそれなりに努力も必要で、形になるまでに時間がかかるものもあると思います。
僕が始めたサイドビジネスも形になるまで多少の時間はかかりますし、それまでにはセミナー、勉強会、ミーティングに参加することも仕事のうちですし、まずはそれ以前に目的や目標を定め、そのビジネスでどうなりたいのか、どの程度のお金を稼ぎたいのかを決める必要もありました。
そんな中でいろんなことをやりながら、ビジネス活動も実践しながら進めていく必要がありました。
しかし、このながら運転がときにビジネスを「やっているつもり」という錯覚に陥らせてしまう要因になることもあります。
僕がそうでした。
セミナーに参加、勉強会に参加、家でも勉強、そしてミーティング、大きなイベントへの参加、とにかくビジネスに関連したことをやっていることにはなります。
しかし、肝心のビジネス自体、お金を稼ぐための行動をまったくおこさず、ビジネスをやっているつもり、やったつもりになってしまっているのです。
一番の目的はセミナーに出ることでも、勉強会に出ることでも、ミーティングに出ることでもイベントに参加することでもありません。
お金を稼ぐことが一番の目的のはずです。
その目的を達成するための過程のみをやっていることが、ビジネス自体をやったつもりにしているのです。
僕にはそんなところがありありでした。
そして周りにも同じような感じの方がたくさんいました。
これが慣例化、定例化してくるとこれほど怖いものはありません。
自分は一生懸命やっているのに、まったく結果が付いてこないみたいな不の無限ループにはまり込んでしまったりします。
そこでずっと足踏みして「やってるつもりランド」に陥るのです。
そしてそこからはなかなか出てくることがありません。
しかしそこから出てこない限りはビジネスとしての結果はついてこないでしょう。
僕もずっとそのランドで遊んでいるときはまったく結果が付いてきませんでした。
そうです。
このランドいる間はビジネスをしているのではなく遊んでいるのと一緒です。
いち早くこのランドから抜け出す必要がありますが、本人はなかなか気が付かないものです。
それを気付かせてくれるのがリーダーと呼ばれる人たちだと思います。
僕にはよいリーダーがたくさんいました。
「船頭(リーダー)多くして船、山に登る」ともいいますが、僕の周りのリーダーはみんな同じ方向を向いているので、僕への表現の仕方が異なるだけで言っていることや指し示していること、方向性はいつも一緒でした。
そんなリーダーのおかげで僕はいつもランドから抜け出すことができていました。
僕もはやくそんなリーダーたちのようにランドに陥っている仲間たちの指針になれるように精進していかねばとあらためて思っていました。
今、何かに取り組んでいるあなた!!
なんとかランドに陥っていませんか?
陥っていること自体、自分では気づかない人もいるかもしれませんが、もう一度なんのためにそれをやっているのか考えてみてください。
目標をいつまでに達成しようとしているのか?
今、その目標に対して正当な位置に到達できているのか?(このまま行けば期限通りに目標が達成できるのか?)
その目標に届くような行動を起こしているのか?
「やってるつもり」ほど怖いものはないと思う今日この頃でした。