【自己啓発4YOU】永松茂久『心の壁の壊し方』という本との出会い

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本の題名は『心の壁の壊し方』
著者は永松茂久さん
発行者はきずな出版
2013年8月28日第1刷発行

著者である永松茂久さんは、26歳で地元大分県中津市にたこ焼き屋「天までとどけ。」を開店し、わずか3坪で大行列をつくり、日商平均25万円を売るまでになられ、30歳のときに斎藤一人氏と出会われます。
斎藤一人氏の弟子として数々の教えを伝授され、現在はダイニング「陽なた家」、居酒屋「夢天までとどけ」、居酒屋「大名陽なた家」を営まれ、口コミだけで全国から多くの人が集まる大繁盛店のオーナーでありながら、「一流の人材を集めるのではなく、今いる人間を一流にする」というコンセプトのユニークな人材育成の会社「株式会社人材育成JAPAN」の代表取締役も兼任されています。
全国各地で講演、セミナーを実施されており、「人の在り方」を伝えるニューリーダーとして活躍されていらっしゃいます。

僕は自分が進めているサイドビジネスの勉強会で、永松さんのDVDを紹介してもらったのがきっかけで、永松さんの出版本を読ませていただくようになりました。
僕よりも5歳も若くして、沢山の功績を残されている永松さんの自己啓発本はものすごく共感するところが多く、いつも僕自身のモティベーションアップや考え方の振り返りとして活用させてもらっています。

著者である永松さんは、こうおっしゃっています。

まず初めにいちばん大切なことは、「できない」という思い込みから作られた目に見えない「壁」を壊して自由になることです。

と。
人生をより良い方向に向かわせるために必要な3つのルールを伝えてくれています。
そのルールとは、

① 影響を受けること

② 言葉の環境を変えること

③ 仲間をつくること

だそうです。
これは今いる人材を一流にする育成法として、現在たくさんの企業経営者やリーダーの方々が学んでいらっしゃるそうです。

本書では、まず人がなかなか思い通りの人生を送れない、変わろうとしても変われないのはなぜか?
というところから、こころのしくみを理解することでその原因を明確にし、そして「できる」ようになるための上記の3つのルールを具体的に説明して下さっています。

第1章 なぜ人は変われないのか?

第2章 心のしくみを理解する

第3章 飛べない鳥の物語

第4章 「できない」が「できる」に変わる3つのルール
 Rule① 「影響を受ける」
 Rule② 「言葉環境を変える」
 Rule③ 「仲間をつくる」

最終章 心の壁はこうして壊れていく

本書の中で僕が一番印象に残ったことは、「いまの自分の現状を生み出しているもの」が以下の6つの機能によるものだということです。

Ⅰ.顕在意識
Ⅱ.潜在意識
Ⅲ.キープ機能
Ⅳ.セルフイメージ
Ⅴ.コンフォートゾーン
Ⅵ.RAS

これらは個別には知っていることですが、これらが絡み合って「できない」自分を作り出しているというところに新しさを感じました。

詳細はぜひ、本を読んでいただきたいのですが簡単に説明すると以下のような機能により「いまの自分の現状を生み出している」ということです。

脳には「顕在意識」と「潜在意識」がありますが、顕在意識が一生懸命変わろうとしても、潜在意識は「いつも通りの自分」でいようとする。

そして、常に人間を一定の状態に保とうとする働きのことを「キープ機能」といい、キープ機能は潜在意識がコントロールしている。

また「自分はこういう人間である」という自分自身の思い込みのことを「セルフイメージ」といい、セルフイメージ通りの慣れ親しんだ心の快適空間を「コンフォートゾーン」と呼ぶ。
人はコンフォートゾーンの中にいようとする。

「RAS」によって、潜在意識が重要だと思うことや、必要だと思うことだけが見えており、それ以外の部分にはブラインドがかかり盲点となる。
これを脳が普通にやっている。

これらが絡み合って変わりたくても変われない自分がいる。

この6つの機能については本書でより詳しくその意味や機能について解説があり、それをよい方向にもっていく方法が明らかにされています。

僕も今までずっと心の壁に悩まされていたのだと感じました。

本書で学んだことを実践し、僕の人生をより良いものに変えていくきっかけにしたいと思いました。

ぜひ、変わりたくても変われない、自分を変えたいと思っている方は本書を手に取ってみては如何でしょうか?

DVDも付いて1,680円はお得ですよ。