僕は、睡眠時無呼吸症候群だと診断されました。
2013年7月のことです。
僕は、ここ何年か会社でずっと睡魔に襲われ続けています。
お昼ごはんを食べた後、午後は凄く眠たいのよねーというのは良く聞きます。
しかし、僕の場合は前の日に特にきつい運動をしたわけでもなく、睡眠時間もたっぷり取れたにも関わらず、会社に行くと午前中から眠い。
もうそれは眠いのを通り過ぎて気分が悪くなるくらい眠いんです。
もちろん午後も眠い。
仕事中に眠りこけることもしばしばあります。
僕は仕事が楽しくありません。
毎日毎日、なんの権限も持たない管理職まがいの仕事。
性格的にも毎日同じことの繰り返しは嫌で嫌でたまりません。
更に評価も上がらず、ずっと低位置。
すでにこの会社に対するプラスのモティベーションはありません。
なので、あまりに楽しくなさ過ぎて、毎日毎日眠たいのだと思い込んでいました。
それがあまりにも酷すぎるので、もしかして肝臓とか悪くして疲れが取れにくくなっているのかも?
健康状態に不安を覚え、一度病院に行ってみようと思いました。
まずは一般的な検査を行ってもらいましたが、まったく異常なし。
問診にて、担当のお医者様がもしかしたら無呼吸の疑いがあるかもしれないので、一泊検査を受けてみるのはどうかとおっしゃいました。
一泊検査にかかる費用は約3万円です。
藁をも掴む想いで、7月に一泊検査をしてもらいました。
その結果が『黒』だったというわけです。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法としては、基本的には治すものではないと言われました。
治すものというより、治るものではないということでしょうか。
無呼吸にならないように、呼吸の手助けをするということです。
僕はシーパップという機器を付けて眠ることになりました。
しかも、リースで保険が利いて毎月5千円くらいかかるといいます。
しかも、これから一生付けて眠るということになります。
毎月5千円も一生です。
最悪です。
仕方なく、リース契約をし、付けて眠ることにしました。
一週間頑張って付けて眠りました。
無理です。
余計眠れない気がします。
会社でも眠いのはよくなりません。
ずっと機械から空気が出ていて、それを鼻から吸い込むようになっています。
気道が塞がらないように風を送り続けるのです。
寝苦しいにも程があります。
無理です。
次の検診のときに先生に相談したら、じゃぁシーパップは止めましょうか?
どうしますか?って。
ごめん。それ僕が判断すんの?
なんとも頼りない。
違う病院を探しました。
そんなに離れていないところに専門の病院があるじゃないですか!
きちんと調べるものですね。
無呼吸だなんて思ってもみませんでしたので、最初から専門医なんて探しませんって。
その病院で提案されたのはマウスピースでした。
僕の場合、顎と喉の隙間が普通の人の1/3程度しかないらしく、寝ているときに気道が塞がりやすくなっているということでした。
なんで一軒目の病院ではそれが分からなかったのか?
不思議でなりません。
また、ここ数年で体重が7kgも増えたせいもあり、症状が出やすくなったのだと思われます。
ここで、マウスピースの制作費用が1万円。
お金掛かります。
マウスピースで無呼吸にならずに睡眠が取れているかは、また一泊検査でしか分かりません。
また2万5千円。
なぜ、前の病院と値段が違うのか微妙ですが、とりあえず安くなったのでOK。
でも、またお金が掛かることには間違いありません。
そして、マウスピースでの検査結果は『白』。
マウスピースをして寝ると無呼吸にはならないらしい。
でも...
一生マウスピースして寝るのか?
僕が往生際が悪い方です。
一生だなんて嫌です。
シーパップよりはまだマシですが、マウスピースは上下の歯を支点にして下顎を前に出すように作成されていますので、付けていると歯に違和感があって、なんかむず痒いんです。
やっぱり、案の定、マウスピースをはめて寝なくなりました。
1ヶ月もちませんでした。
それがだいたい10月くらいのことでしょうか。
しかし、マウスピースをしていなくても息が止まっていないと言われます。
止まっていることに気づかないくらい軽くなったのか?
ほんとに止まっていないのか?
それを明確にするためには、また一泊検査2万5千円が必要です。
でも、なぜ無呼吸になっていないのか?
まったく意味が分かりません。
今は止まっていないらしいので、とりあえずそれはそれでOKだとしても、
肝心の会社での状況は?
やっぱり、眠いです。
よくよく考えると、ほんとに無呼吸で朝からずっと眠いのであれば、会社があろうとなかろうといっつも眠いのではないか?
休みの日は眠くないんです。
なぜでしょうか?
結論としては、やっぱり僕は今の仕事が大嫌いだから、やる気なしってことで眠いんだと思います。
そう、やっぱり僕にとってはフツーではない波乱に跳んだ人生を必ずプラスに向かわせるためにも、健康にも悪影響を及ぼすだいっ嫌いな仕事はちゃっちゃと辞めにして、自分の好きなことを仕事にしたい所存であります。