僕が夢見た結婚ってこれじゃないし、結婚生活もこんなもんじゃないよ

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29歳になる2ヶ月前に入籍しました。
順番はフツーではなく、いわゆるできちゃった婚というやつ。

嬉しくて仕方ありませんでした!

僕に子供ができるんだ。
母さんが他界した4年後のことでした。
結婚するって報告したのは、いつもお世話になっていたおば(母さんの妹)、その次が妹でした。
父さんには報告したか?
それが...覚えていないんです --;

その頃、僕は東京で働いていたので、彼女は身重の状態で東京に来てくれるのか?
それとも生まれるまでは実家に居てもらうべきか?
その後は?
今の給料で誰の助けもなく3人で、しかも東京でやっていけるか?
いろいろな不安が頭を過ぎりました。

結局、彼女は生んだ後も実家に留まるという選択肢を選びました。
別居という形。
やはり、そのときの僕の給料で誰も知った人が居ない東京での生活が彼女にはイメージできなかったみたいです。

入籍してから、約4ヵ月後、無事に女の子が生まれました。
そして彼女は世間一般によくある、子供にすべての愛を捧げる母親になり、彼女の心は完全に娘に対してのみ向けられるようになっていきました。
それも仕方のないことかもしれない位、僕は良い夫ではなかったかもしれません。

そのときの僕には離婚の選択肢はありませんでした。
まだ何も始まってすらいないのに。

僕は地元で働けるように会社と協議しました。
社長は僕と同郷ということもあり、僕にはよく目をかけてくれていましたので、地元で働けるように営業所を新設してくれました。
そのときは社長に感謝してもしきれない思いでした。
大好きな仕事だったんで、辞めたくなかったんです。

娘が生まれて5ヶ月後、僕は地元に戻り仕事も変わることなく新生活が始まろうとしていました。
但し、お義母さん付きで。

彼女のお母さんは、僕が彼女と結婚したときにはすでに離婚されていて、持ち家に一人で住んでいたので、僕たち3人がそこに転がり込むことになりました。
別にマンションの一室を借りたんですが、そこで3人だけの生活を送ったのはたった1週間だけでした。

僕は彼女の実家で『ますおさん』状態となり、しかも2階に一人部屋をあてがわれて、いかにも居候のような状態での生活となりました。
この時点でフツーではない新婚生活が始まっていたのでした。

娘と同じ布団で寝たのは、今までで3回あったでしょうか?
もうよく覚えていません。
娘とお風呂に入ったのは?

では、彼女とは?
一度も一緒に寝ることはありませんでした。

月日が経ち、娘が小学3年生の冬、僕は家を出ました。
別居という形で。

はじめは順調だったお義母さんとの仲が次第に悪くなったのが原因のひとつ。
最大の原因は彼女の心が僕から遠ざかってしまっていたからだと思います。
ただ、娘にインパクトを与えたくないということで、離婚はせずに別居という形をとったんです。
僕と彼女を繋いでいるものは、かろうじて娘の存在だけだったんです。
ありきたりです。

家を出て、この冬で5年が経過します。
娘は今はもう中学2年生。
未だ離婚はせず、籍だけが残っている状態が続いています。

唯一、娘とは月に一度はデートして、その都度、いかんと思いながら何かを買ってあげるのが習慣となっています。

僕にとっての結婚生活とはいったい何だったのか?

僕にとっての家族とは何なのか?

僕は何のために生きているのか?

誰のために働いているのか?

なぜこうなったのか?

フツーの生活って何なのか?

今の僕は僕にとってのフツーでない波乱に跳んだ人生を送っていると感じています。

自分の家ってどんなですか?

自分の家族ってどんなですか?

フツーの結婚生活ってどんなですか?