みんながみんな知っているとは限らない遺伝子に焦点をあててみた件

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ジェームス・ワトソンとフランシス・クリックによってDNA二重らせん構造が1953年に提唱されました。

それから50年後の2003年にヒトゲノムが解明されています。

ヒトゲノムの解明には6ヶ国の協力の下20年の歳月と3,000億円の費用が費やされたそうです。

そしてそれは全世界の財産として誰もが自由にその構造を閲覧することができるようになりました。

ここまでは、調べれば誰にでも手に入る情報です。

それから5年後の2008年、老化遺伝子について研究を重ね、Youth Gene Cluster(YGC)と名づけた『若さに関わる10個~15個の遺伝子の束』が特定付けられています。
たった5年で。

それもある一企業が...

人の遺伝子は個体差はあるものの25,000個~30,000個で構成されているのですが、その中で若さに関わる10個~15個の遺伝子を特定し、その遺伝子の発現方法を明らかにしたというのがこのニュースの全容でした。

それが今から6年前の2008年という年でした。

そもそも遺伝子とは、スイッチと同じ仕組みで【ON】⇔【OFF】の状態しかないそうです。

この25,000個~30,000個のスイッチが人を構成するありとあらゆることに関与して、ON/OFFで表現されている状態とのことです。

簡単に表現するならば、若い頃になかったシワが増えたならば、昔はそれに関する遺伝子がOFFだったのが今はONになっているという感じです。

ニュアンスです。

ある特定の遺伝子のON/OFFをコントロールする薬もすでに開発されているそうです。

この場合はお薬ですので、悪い状態をよい状態に変化させるということですので、厳密にはON/OFFをコントロールしているわけではありません。悪い状態がOFFならばONに変えるということです。

これは、エピジェネティクスという技術だそうです。

もしも、このエピジェネティクスという技術を駆使して薬ではなくサプリメントとして摂取することができ、僕たちの遺伝子を若い頃に戻すことができたら凄いと皆さんは思いませんか?

僕は凄いと思います。

その瞬間に僕の夢が叶います。

そこで、遺伝子をウィキペディアなどで調べてみると以下のような説明文があります。

『遺伝子は生物の遺伝情報を担う主要因子であると考えられている。すべての生物でDNAを媒体として、その塩基配列にコードされている。ただし、RNAウィルスではRNA配列にコードされている。』

遺伝情報を担う主要因子である遺伝子にも特殊な機能を持っているものがあります。

それがミトコンドリアDNAです。

ミトコンドリアDNAは細胞核以外に存在する唯一のDNAであり、通常の遺伝子が父母両方の性質を受け継いでいるのに対して、母親からの性質だけしか伝えないそうです。